December 1, 1997

それはBrufordのフロアタムロールから始まった…
ドラムソロと思いきや、タム回しをしつつもスペースを開け、他のメンバーを呼び込むプレイ…
ほどなくFrippとLevinがほぼ同時に入って来て、少し遅れてGunnが入って来る…
Levinはコントラバスの持続音だが、他の二人はシンセサイザーの電子音…
Frippの効果音のような音、Gunnの真っ黒な雲のような音色は73〜74年のインプロとは印象が異なる…これが90年代のインプロなのか…
Frippの音色がフルート調に変わり、雰囲気は混沌さを増してゆく…
曲はBrufordによるクライマックスを経て、百戦錬磨のGunnと共にエンディングへと導き、Brufordのフロアタムのダブルストロークロールでこの曲は閉じる…

次に音を出したのはFripp…あのレスポールの音だ…
音色はシンセらしく盛られているが、あの音だ…
そしてBrufordのドラムが、この長い4日間の始まりのオーバーチュアの如く、厳かでゆっくりとしたリズムを刻み始める…
鳥肌が立つ瞬間とはこのことだろう…
この瞬間に立ち会うことが出来た人達が本当に羨ましい…
(敬称略)

Posted by Progres シブ夫